商い英会話(ビジネス英会話)と商い週刊誌(The Economist)で一人前の商人を目指します。

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漢字読み
The Economistを定期購読すると、オーディオ版を自由にダウンロードしてiPodで聞くことが出来ます。これは本当にお勧めです。これさえあれば、ほかに語学教材は要りません。年間3万円ちょっとならお手頃価格と言えるでしょう。さて、この前、China's next leaderを聞いていて、頭の中がはてなマークで一杯になりました。たとえば、この文です。Mr Xi should replace Mr Hu as general secretary in late 2012.

Mr Xiは「ミスターシー」と聞こえます。Mr Sheってどういう意味?男性なのか女性なのか?さらに、Mr Huは「ミスターフー」に聞こえるわけです。Mr Whoって誰の事なのかな。実は、ミスターフーは胡錦濤(Hu Jintao)さんで、ミスターシーは習近平(Xi Jinping)さんです。日本のテレビのニュースでは漢字読みするので、本当の発音とはかなり違います。聞いていて誰の事だかわかりません。

しかも、このポッドキャストではミスターシーとミスターフーが何度も何度も繰り返し対比されて文中の出てくるので、聞いていて可笑しくなってきました。この二人の指導者はいずれも工学分野で学位を持っているそうです。アメリカは経済・法学出身者がトップになることが多いですが、中国はエンジニアの方が出世するようですね。

最近どうも中日関係が良くないです。いままではアメリカの言うとおりにやっていれば良かったのですが、これからは中国のご機嫌を取ってゴマをすって生きていく方が身のためかもしれません。あまり波風を立てず、強い者の後を黙ってついていくのも処世術だと思うのです。別に世界でリーダーシップを発揮しなくてもいいから、金だけしっかり貯えて要領よく生きていくのが賢いと思うのはわたしだけでしょうか。
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特許
Innovation in Asia (Trading places)を読んで将来が不安になりました。2006年から2009年までの特許出願数は日本が減っているのに対して中国が急増しているそうです。この傾向が続くと、日中の順位が逆転することになる。GDPで抜かれたと思ったら、今度は特許です。これは必ずしも悪いことばかりとは限らない。知的所有権の意識が高まれば、外国企業にとっても好ましいことです。また、出願数より実際に認可された数の方が意味があり、この点ではまだ日本が優位のようだ。

日本の特許出願数が減った背景には、研究開発費を削る会社が多かったという。10~20%ほど研究予算を減らしている。一方、中国は30~50%研究開発費を増やしているそうです。韓国のサムソンも投資額が大きい。

もうひとつ大きな違いは、国際特許の取り方です。日本企業の場合、わずか4%の出願に外国企業が関与しているが、中国では25%が海外企業と共同で特許を出願している。アメリカは40%近い。自国だけですべてをやろうとすると、どうしてもスピードで負けてしまいます。

日本は資源がないから、技術で勝負するしかないのだが、その根本となる特許で負けると、将来が暗いですね。特許も数がすべてではないですが、イノベーションの指標として無視できないところですね。

六角形の鉛筆
今日読んだのはThe future of the pencilです。Faber-Castell社の話です。この会社は世界最大のブランド鉛筆製造会社らしいのだが、ぼくは初めてその名前を知った。鉛筆なんて子供の頃に少し使っただけで、すぐシャープペンシルを使うようになった。鉛筆を削る手間がないし、いつも先がとがっているから便利だ。お金持ちの家の子は三菱のUNIを使っていたけど、うちはそんな高価な鉛筆は買ってくれなかったし、むしろシャーペンの方が安い。

今では100円ショップでシャーペンが買えるし、パソコンや携帯が全盛になった今では、鉛筆なんて時代遅れもいいとこだと思っていたが、Faber-Castell社は昨今の不況の中でも売り上げを伸ばしているらしい。世界的にみると毎年100~200億本ぐらいの鉛筆が製造されており、その半分は中国だそうだ。

昔は丸だった鉛筆を六角形にして転がり落ちないようにしたのも、ファーバーカステル社だそうだ。ほかにも、毒性のない化合物を使ったり、三角形の鉛筆を開発したり、鉛筆といえども技術改革を怠らないようだ。

日本のファーバーカステル社のホームページを見たが、事務用品としての鉛筆というよりは画材を扱うメーカーという印象を受けた。ブランド戦略としては、日本ではそうするしかないかもしれない。鉛筆で高級品を追求しても無理だろう。しかし、発展途上国ではまだまだ教育現場において子供が筆記用具として使っているのだろう。

3週間続ければ
今日はビジネスとは直接関係ありませんが、お勧め本の紹介です。Who Will Cry When You Die?という本を読みました。著者はRobin Sharmaです。翻訳本も出ています。3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知。題名はかなり違いますね。

お勧めできるのは、まず第一に短い。200ページ程度の本に101の話が載っています。ということは一話が2ページだけです。これだと、ほんの僅かの時間があれば読めてしまいます。しかも、入試に出てくるような難しい単語は使っていません。普通の人が普通に話すときに使う単語で書かれています。わたしも時々辞書は引きましたが、飛ばし読みでもだいたいの内容が分かります。

しかも、一話を読むだけで、心が晴れたり、気持ちが落ち着いたり、何か発見があって楽しいです。洋書を読むのが初めてという人にもお勧めできます。確かに子供向けの本は平易な単語でやさしい英文だから良いのですが、大人が読むと少し物足りないというか、あくまで英語の勉強のために読んでいるという感じがしないでもないです。

でも、この本は大人が読んで十分に納得できるし、自己啓発本ですから悩めるビジネスパーソンが読んでも役立つことが多いと思います。自己啓発と言っても、何か特殊なテクニックを使えば、売り上げが10倍アップという、そういう眉唾な内容ではありません。目標を定めて毎日努力してこそ成果が上がるものです。当たり前のことを当たり前に書いているのです。

長編小説のように読破したという達成感はありませんが、寝る前にちょっと読む習慣を作るにはもってこいだと思います。アマゾンでも評価が高い良書です。

リスク
今日はリスクについて新しい用法に出会った。今週号のThe Economistを読んでいて、riskの後に動名詞が続くことがあることを初めて知った。たとえばthe West’s caution risks becoming not just heartless but counterproductive. これはパキスタンで起こった洪水の記事で出てきた。ある国が災害にあったとき、直ちに他国から支援が来る場合と、そうでない場合がある。ハイチで大地震があったときは世界中から支援が集まった。それに比べて、パキスタンでの洪水に対する西洋諸国の反応は鈍い。そういう慎重な姿勢は無慈悲であるだけでなく逆効果になる危険があるという意味だと思う。

同じく今週号で、Any single country that developed such means for clearing up space junk risks being suspected by its rivals of creating an anti-satellite weapon.というのがあった。これは地球の周りを回っている人工衛星の残骸の話だ。そういう残骸を一掃するためにレーザーを開発しようとすると、衛星攻撃兵器を作っているんじゃないかと疑われる恐れがあるという意味だ。

辞書で調べてみると「あえて~する」とか「~を受ける覚悟でする」という意味もあった。リスクという言葉は普段誰でも使う言葉であり、何気なく読んだり聞いたりしていたが、こんな簡単な単語でも知らないことは沢山あるものだ。

企業のDNA
「企業のDNA」という表現は経済誌でよく見る。トヨタのDNAという風に使う。コンビニに置いてあるような週刊誌にも書いてあることが多い。しかし、DNAは遺伝情報であり、それによって細胞は複製して増えていくことができるが、トヨタが二つや三つに分裂して増殖していくことはありえない。この場合のDNAって本当はどういう意味なんだと依然から思っていた。そもそも、英語ではこういう表現を使うのか?

その非常に明快な答えを偶然見つけた。以下に引用すると
All great companies have a corporate DNA – a way of doing things that is ingrained in their culture and sets them apart from the pack.

つまり、会社の方針だ。うちの会社ではこういう風にしています。これはヒューレットパッカードに関する記事で見つけた(The curse of HP)。題名から予想できるように、きな臭い話だ。創業当時は素晴らしい会社であったが、ここ20年ほど、どうもスキャンダルが多い。依然の女性CEOが政治家になろうとしている。HPのような素晴らしい一流会社のCEOより政治の方が楽しいのかな?ほかにも怪しげな女優の話やセクハラとか、早い話がハリウッド流のスキャンダルにまみれているような感じである。CEOの退職金も約30億円と、日本では想像もできないほど高額だ(golden parachute)。しかし、Hurd氏の手腕は高く評価されている。仕事半ばで辞めてしまうのは勿体ない。

ROMする
ネット上の掲示板やブログで、自ら発言せず他人の書き込みを読むだけの人をROM(read only member) と言うが、これは日本人だけが使っている略語なのか、海外でも広く使用されている正しい英語なのか、ぼくは知らない。これまであまり考えたこともなかった。

今週号のThe Economistの「Japanese firms push into emerging markets」という記事を読んでいて、Difficulties still lurk.という文があった。それでlurkを辞書で調べると、「電子会議室など情報交換の場でもっぱら読んでばかりいる」という意味をリーダーズプラスでみつけた。つまり、ROMしています・・・という俗語に相当するわけだ。

記事の本質とは外れてしまったが、この記事は日本企業が新興市場で収益を上げているという話だ。昨年は赤字だったトヨタやソニーも頑張っている。今までは発展途上国はあくまで安い労働力として使い、製品は北アメリカやヨーロッパで売りさばいていた日本企業だが、これからはそういうビジネスモデルは通用しない。

新興市場で商品を売るためには、その国にあった商品をデザインする必要がある。インドネシアで冷蔵庫を売るには、野菜スペースは小さくていいから、水タンクの容量を大きくする。そこでは朝に水を沸騰させてから冷蔵庫に保存する習慣があるからだ。中国用のエアコンは室外機を大きくカラフルにする。つまりエアコンがステータスシンボルであり、隣人の羨望の的になる方がいいらしい。

これまでグローバル化というと、アメリカ人に認められることを意味していたが、これからは新興市場でどれだけ物を売れるかということで判断されるだろう。

成長市場
Japan's hidden growth marketsを読んだ。最初の驚いたのは、20年前は世界経済の14%を日本が占めていたという数字だ。それが今は8%だという。確かに大きな低下だが、それでもこんな小国が世界経済の8%を担っているのはすごいと思う。中国の人口の1/10しかないのだから。1988年は世界の銀行のトップ10のうち8つが日本の銀行だったそうだ。それが今ではひとつも無い。一方、確か中国が4行ランクされているはずだ。

今後日本の人口が減っていけば、日本の影響力はさらに低下すると思う。別に国際社会で目立たなくてもいいから、借金せずに分相応の暮らしができればそれで良い。アジアをリードするのは中国に任せて、日本はアジア発展の足を引っぱらないようにしてれば、それで十分だ。

高齢者が増えて若い労働者が減ると困ることが多いが、逆に高齢者向けのサービスは今後伸びていく。turning silver into goldである。ワタミといえば居酒屋の和民しか知らなかったが、老人ホームや食事配送サービスで近いうちに500億円の売上げを出すつもりらしい。ジェネリック医薬品も今後伸びる。後発医薬品は医薬品市場の20%に過ぎないが、アメリカやイギリスでは60%だから、まだまだ伸びる余地が十分にある。

国内の市場が頭打ちになっている現在、さらなる成長を望むなら海外に出ていくしかない。金が余っているから海外企業を買収していたバブルの頃と違って、今後は海外に出ていくのが必然になっていく。

renovateという単語を初めて見た。日本語ではリフォームとかリハウスという言うけど、それに相当するのがrenovateだと思う。

マネジメント
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだらという本が人気だという話は、あちこちのブログやホームページで知っていたが、The Economistでも紹介されている。A management cult in Japan: Drucker in the dug-outという記事だ。ある日、ZOFFという眼鏡屋のボス(上野)が、スタッフミーティングにその本を持ってきて、これを読んでみろと勧めたらしい。そういうローカルな話題をどうやって知ったのかしらないが、面白い書き出しだ。そこで営業部長の小山内さんが読んでみたら、同僚や顧客に対する接し方が変わったという。

ぼくもこの本の背表紙は本屋で見たことがあるが、外見と中身は全然違う。この表紙のイラストは男性読者を狙っているようだが、購入者の半分は女性だそうだ。わずか半年で30万部も売れたらしい。このイラストの女子はa gamine schoolgirlと表現されている。おてんば娘という訳語だが、そういうイメージなのだろうか。外人が見るとそうかもしれない。小柄で細身という意味もあるが。

野球部の女子マネージャーと言うが、この記事ではgoferという単語を使っている。雑用係なのだ。それが単なる使い走りではなく、マネジメントに目ざめたという所が面白い。「頑張れ」というのはちょっと訳しにくい表現だが、push yourselfと表現できる。だが、今の時代、頑張れだけでは部下もついてこないだろう。そこでマネジメントというわけだ。

最後に女性の労働力は日本ではまだ十分活用されていない。働いているのは全体の61%だし、重役に占める割合は1%程度だ。ドラッカーは死後にこの状況を変えることができるだろうか。

電子辞書
SHARPの電子辞書を買った。PW-AM700-Sである。本当は英辞郎が入っている電子辞書が欲しかったのだが、それは2万円以上する。ちょっと高いなーと思って躊躇してしまった。よく考えてみると、何が何でも英辞郎が必要というわけでもない。The Economistを読んでいて知らない単語が引ければそれで良いのだ。値段が手ごろで、英和辞書がしっかりしているものであれば何でもいい。それで12000円のPW-AM700-Sにした。

近所の電化店に行って、デモ機器を手にとって、The Economistの記事で知らない単語を数個選んで調べてみたが、シャープの辞書でちゃんと訳語が載っていた。ジーニアス英和辞典が入っているから、よほどの難解語でなければ十分実用的だ。この辞書にはほかにも色々なコンテンツが入っているが、そういうものは全く不要である。絶対使わないと思う。英語学習者にとって、見出し語10万程度の英和辞書がひとつあれば、それで十分事足りる。旅行会話とか、ことわざ辞典とか、誰も使わないだろう。最近の電子辞書はコンテンツが30種類を超えるものも珍しくない。しかし、消費者は不要なコンテンツにお金を払わされている。シャープの儲けのために犠牲になっている。Less is betterなのだ。しかし、買って損はない。インクリメンタルサーチが使えるので便利だ。電池を2本入れてもあまり重くないので扱いやすい。

2年前だったか、3000円以下の安物辞書を買ったのだが、それは確か見出し語が10000単語ぐらいだったと思う。1万あれば十分かと思ったが、これはダメだった。訳語を調べようとしても載ってないことが多い。1万単語を暗記していれば、かなり英語が得意な人だと思うが、海外の雑誌を読むには足りない。運用語は1万でもいいかもしれないが、認識単語は3万ぐらい必要という気がする。そういう意味で、電子辞書を買うなら最低5万単語ぐらいの見出し語があった方が良いと思う。3000円というのは安物買いの銭失いですね。
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